マイホーム購入時の不動産広告のチェックの仕方

様々な物件を確認しましょう

マイホームを購入する際には不動産広告を参考にしながら検討する方も多いです。
実際に不動産広告をご覧になってみるとわかりやすいのですが、素人にはよくわからない専門用語も存在しているため内容を精査するのが難しいと感じる方も多いです。
そこで、今回はマイホーム購入時の不動産広告のチェック方法をご紹介します。

必ず表示するべき基準とは

不動産広告には必ずこの内容を表示しなければいけないという基準が定められています。
きちんとその内容が記載されているのかを確認しながら検討してください。

まずは新築か中古物件なのかという記載がされていますが、厳密には新築と中古の違いがよくわからないという方も多いです。
実際のところは建築されてから1年未満で誰も住んだことがない未入居の物件は新築と表記されており、それ以外は全て中古になるのです。
つまり、建築されてから1年以上経過していれば誰も住んだことがなくても中古と表示されることになります。

広告には現地写真として掲載されるのは実際に販売される状態のものなので、現在建築中の建売物件などは掲載されていません。
ただし、既に完成済の物件と同じ建物になる場合はその旨を表記して掲載されている場合もあります。
表示されている価格については消費税込みと表示されているので、別途消費税がかかる心配はありません。

交通アクセスの目安として駅やバス停から徒歩何分と記載されていますが、人によって歩き方が異なるため目安として考える必要があります。
計算方法は単純に80メートルを1分として換算しているため、坂道になっているとか横断のために信号待ちをしなければならないなどの状況は考えられていないのです。

敷地面積はm2で表記されますが、坪の目安を知りたいという場合には表示されているm2数を3.3で割ると坪数を算出することができます。
建物面積はm2で延べ床面積が表示されています。

間取りの部分で2LDKと表示されている場合は2部屋とリビング、ダイニング、キッチンという意味になります。
それぞれの広さまでは広告で表示されていない場合が多いため、実際に確認するか問い合わせをして確認することになります。

取引態様が売り主、代理、仲介(媒介)のいずれかで記載されていますが、この項目によって仲介手数料が必要になるか否かで経費が変わってきます。
仲介と表記されている場合には仲介手数料が発生する可能性が高いと考えてください。

免許番号には不動産会社の免許番号が記載されていますが、この免許とは不動産取引で必ず必要になるものです。
免許番号が表記されていない広告は恐らくないと思われますが、万が一表記されていなければ免許を取得していない会社だと考えることもできます。