マイホームを購入するときはマネープランを立てよう

しっかり計画を立てる

そろそろマイホームを購入しようかと本気で考える時期が訪れたら、真剣にマネープランを立てることが必要になります。
「まあ、何とかなるだろう」と軽く考えていると、生活がままならなくなるほど大変な苦労をする結果になるので注意しなければいけません。
ここではマイホームを購入する際のマネープランの立て方についてご紹介します。

借入可能額と返済可能額の違い

マイホームを購入する際には住宅ローンを利用するという方が多いと思います。
数百万円から数千万円という大金をまとめて用意しなければマイホームを購入することができないため、自己資金では賄えない部分は住宅ローンを利用しているという方が大半です。

住宅ローンを利用する際には借入可能額と返済可能額の違いをしっかり見極めることが大切です。
借入可能額はあくまでも現在の収入や健康状態などを判断した結果、ここまでの金額なら問題なく返済できるであろうと金融機関から算出された金額のことです。
借入可能額は人それぞれまちまちで、少なくても借入可能額以内に収まるように借入額を検討する必要があります。

それなら借入可能額のギリギリまで住宅ローンを利用してマイホームの計画を立てようとするのは大きな間違いです。
借入可能額はそれぞれのライフプランまでは考慮していないため、場合によっては今後のライフプランが変わった時に返済が滞ってしまう可能性があるのです。

例えば、子供が10年後には大学入学を控えていて、15年後には自分は定年を迎える年齢になると考えた場合、今現在は問題なく返済できる金額でも将来的には返済が難しくなるのではないかと考えなければいけません。
借入可能額だけにとらわれるのではなく、この先のライフプランも考慮しながら返済可能額を算出してみてその範囲に収まるように住宅ローンの借入額を決定しなければならないのです。

できるだけ借入額を抑える

ライフプランを考慮した結果、将来的に何かとお金がかかることを予測できる場合には返済額を抑えるためにも住宅ローンの借入額を抑える方向で考えることも大切です。
そのためにも必要になるのが頭金で、マイホームの購入資金全額を住宅ローンで賄おうと考えるのはかなり危険です。
できるだけ月々の返済額を少なくしたいという場合には、返済期間を伸ばすという選択肢もありますが、この場合もライフプランを考えながら問題なく返済できるのかを考慮する必要があります。

マイホームを購入するまでにはできるだけ頭金を貯めておくように心がけることが大切です。
どうしても自分たちで用意できない場合には両親に頭を下げて協力してもらうなどの方法で、可能な限り頭金を用意する方向で考えてみましょう。ブランド品や貴金属を売って資金に企ててもよいでしょう。
エルメスの高価買取・売却時の相場|ブランド買取のエコリング

逆に住宅ローンが支払えなくなった時は、ローンごと売却することが可能です。
ローンを残したまま世帯主が働けなくなったような時でも、不動産会社の買取制度を利用することですぐに売却できるため、万が一の時の参考にしてください。